人類はひとつの兄弟なのさ 父もひとり、母もひとり 大地の子ども
憎んじゃだめさ、叩いちゃだめ 戦争は過ちだ、大地が怒るよ。
舞台は南海に浮かぶ神々の島、ティモール。
ひとつの歌から始まった運命の旅が、音楽あふれるドキュメンタリー映画となった。
日本が深く関わりながら、ほとんど報道されなかった東ティモールの闘いをとりあげた国内初の長編。
3.11以降の日本人の生き方のヒントが、この映画にはつまっている。
「ねぇ仲間たち ねぇ大人たち 僕らのあやまちを 大地は知っているよ」
歌はこう始まっていた。
直接的な言葉を使えば命に危険が及ぶ、インドネシア軍地統制下にひっそりと歌われた歌だった。
常夏のおおきな太陽に照らされ、深い影を落とすのは、人々の命を奪った軍事侵略。
報道にのらない地下資源ビジネス、日本の驚くべき行動。
3人に1人が命を落としながら、彼らが守り抜いたもの。
「悲しい。いつまでも悲しみは消えない。でもそれは怒りじゃない。怒りじゃないんだ」
「人は空の星々と同じ 消えては 空をめぐりまた必ず 君に会える
カンタ!ティモール上映会は、ご希望の日時に開催させて頂きます。お時間は3時間お取りください。
上映会費:大人1500円、高校生1000円、中学生500円